地震や風水害等の大災害が発生した場合、学校の体育館などの避難場所に多数の避難者が雑魚寝の状態で長期の避難を余儀なくされています。家族のプライバシーは全く無くなり、高齢者や幼い子供にとっても厳しい避難生活は身体面や精神面でのストレスなど、健康へも多大な影響があります。
これらの問題点を解消するため、避難施設が完成するまでの緊急避難施設として、組立式簡易住宅が岡村精二氏により開発されました。今回、岡村氏のモデルを生かしつつ、材料の耐久性、構造的な安定性、組立工法の施工性または室内の居住性向上を目指して、山口大学工学部
三浦教授、村上助教授、山口県産業技術センター、岡村氏及び日立建設の共同研究により、防災支援ハウスを開発しました。
国内であれば、おおよそ1日でどこの市町村へも運ぶことができる今日、防災支援ハウスを全国の市町村が各々1~2棟備蓄する事で1,800余り市町村が連携、支援しあう事により、災害発生後2~3日間で10,000人余りの避難者を、雑魚寝状態から解放することができます。 |